無題
『渚、この間はごめんなさい』
「ううん、私の方こそ、いきなり怒ったりしてごめんね。真理に悪気がないことはわかっていたのに……」
ちゃんと、私のことをわかっていてくれたのね。
流石、私の親友。
「それよりさぁ、今日、真理の誕生日でしょ?おめでとう」
そういって、プレゼントを差し出す渚。
そのプレゼントを一生大切にしよう。
もちろん誕生日プレゼントだからだけど、親友の貴女との初めての記念としても……