私と2人の彼

「鈴、ちょっといい?」


「うん、いいけど…どうしたの?」


そういうと私を廊下に連れ出した。


少し徹はうつむきながら窓の外を見て言った。


「俺たちもう友達に戻ろうぜ」


あぁー、やっぱり…

なんとなくわかってたからそれほどショックではなかった。



「…そっか。りょーかい。じゃあこれからはふつうにって事で。」


「おう、あと…さ。言いにくいんだけど俺斎藤のこと好きなんだ。」



え…?


夏樹??



< 6 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop