~ジラソーレ・ひまわり~(礼文島から愛を込めて)
夏海は、颯太にLINEした。
《颯太…、今は会わずにいたほうが、良いと思う》
《わかった。ごめんよ、急にこんな事言って。でも僕は、たまにそこのコーヒー屋にいるから。カメラ持ってるから、すぐわかるよ。そのうち、会えるといいね》
《うん、ごめんなさい。そのうち会えるといいね》
夏海は、車をゆっくりと走らせた。今日はお天気なので、割と人が多い、車もだ。
信号を2回ほど待って、青になり走り出すと、向かい側からバイクが通り過ぎて行った。
あれは颯太?
ううん、気のせい…。
夏海は、喉の乾きを覚えた。
途中のコンビニへ車を停め、缶コーヒーを買って飲んだ。
颯太からLINEがきた。
《夏海、怒った?》
《どうして?怒ると思ったの?怒ってないよ》
夏海は颯太の言う事が、子供みたいでおかしかった。
コンビニの駐車場には、たくさんの車が停まっていた。
《夏海は今、何処にいる?僕はコンビニで、缶コーヒーを買って飲んでるんだ》
え?コンビニで?夏海は、外を見渡した。
長身の男がバイクの側で、缶コーヒーを飲んでいた。颯太だわ…。
夏海は、心臓がひっくり返りそうだった。
颯太の顔だちは、28歳にしては幼いが優しい感じで、180cmはあろう背の高さとのアンバランスさが、魅力的だった。ドキドキして、頬が紅潮するのを感じた。
幸いな事に、夏海には気付かない様子だ。
《私も今、コンビニで缶コーヒー買ったわ。 》
夏海はLINEを打ち、車が走り出すと同時に送信ボタンをおした。
ミラーに、颯太が慌てて辺りを見ている様子が、写っていた。
颯太、ごめんね。でも今、会う自信はない。
私、おばさんだし…。
後ろめたさが、いつも心の片隅にある。
《ねえ、缶コーヒー買って帰ってしまったのかい?笑》
《うん、ごめんね》
《夏海はどんな感じかな?教えてくれる?》
《いいよ、じゃあお詫びに教える。笑。髪は真ん中分けで、肩までのストレート、目は二つ、鼻は一つ、口も一つ、笑》
《あはは、面白い。わかったよ。今度会う時は、わかるかな》
《颯太…、今は会わずにいたほうが、良いと思う》
《わかった。ごめんよ、急にこんな事言って。でも僕は、たまにそこのコーヒー屋にいるから。カメラ持ってるから、すぐわかるよ。そのうち、会えるといいね》
《うん、ごめんなさい。そのうち会えるといいね》
夏海は、車をゆっくりと走らせた。今日はお天気なので、割と人が多い、車もだ。
信号を2回ほど待って、青になり走り出すと、向かい側からバイクが通り過ぎて行った。
あれは颯太?
ううん、気のせい…。
夏海は、喉の乾きを覚えた。
途中のコンビニへ車を停め、缶コーヒーを買って飲んだ。
颯太からLINEがきた。
《夏海、怒った?》
《どうして?怒ると思ったの?怒ってないよ》
夏海は颯太の言う事が、子供みたいでおかしかった。
コンビニの駐車場には、たくさんの車が停まっていた。
《夏海は今、何処にいる?僕はコンビニで、缶コーヒーを買って飲んでるんだ》
え?コンビニで?夏海は、外を見渡した。
長身の男がバイクの側で、缶コーヒーを飲んでいた。颯太だわ…。
夏海は、心臓がひっくり返りそうだった。
颯太の顔だちは、28歳にしては幼いが優しい感じで、180cmはあろう背の高さとのアンバランスさが、魅力的だった。ドキドキして、頬が紅潮するのを感じた。
幸いな事に、夏海には気付かない様子だ。
《私も今、コンビニで缶コーヒー買ったわ。 》
夏海はLINEを打ち、車が走り出すと同時に送信ボタンをおした。
ミラーに、颯太が慌てて辺りを見ている様子が、写っていた。
颯太、ごめんね。でも今、会う自信はない。
私、おばさんだし…。
後ろめたさが、いつも心の片隅にある。
《ねえ、缶コーヒー買って帰ってしまったのかい?笑》
《うん、ごめんね》
《夏海はどんな感じかな?教えてくれる?》
《いいよ、じゃあお詫びに教える。笑。髪は真ん中分けで、肩までのストレート、目は二つ、鼻は一つ、口も一つ、笑》
《あはは、面白い。わかったよ。今度会う時は、わかるかな》