俺と君の時間


えっ。


思わず横にいる瑠菜さんへ視線を向ける。


すると、お互いの視線が交わる。




「ふふっ。あたし達同じ感性してるね」


ふんわりとした表情を浮かべる瑠菜さんに、胸の奥がギュッと掴まれる感覚に陥る。

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