俺と君の時間

それから順番が来るまで瑠菜さんと話をし続けた。

途中で会話が途切れることなく、穏やかな時間だ。


また、こんな時間を過ごしたいなと思う自分がいる。


だけど、こんな時間がまた来るわけがない。


きっとこの時間だけ、特別な、俺にとって特別な時間となるに違いないだろう──


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