俺と君の時間

「瑠菜さん」

「ん?」

どうしたの。と不思議そうな顔をして俺の方を見る。


「この後、少し山登って景色が良い所に行きませんか?」

「ほんと? あたし今日山登ろうと思ってたの!」


...すごいな。


──感性といい、趣味といい、瑠菜さんと共通することが多い。


それは俺にとってとても嬉しい。

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