俺のものになってよ
「でも、この関係いつかバレるかもよ?それに…ほかの人たちになんか言われそうだし…」
「バレたらそん時はそん時でしょーがねーな」
そうサラッと言った青木くん。
ちょ、そんな無責任でいいの!?
「でも、その間は俺に近づく女もいないだろうし」
やっぱ最低だ、こいつ…!
じとっとその姿を睨みつけると、はっとひらめいたように振り向く。
え、今度は何…?
少し口角を上げた青木くんは
「ねぇ、契約しない?」
また突然意味不明なことを言った。
な、なんだ契約って…
「契約…?」
よく分からず、そう問いかける。