瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~
「……なんで? エビフライの味だ……」
「な! な! いえーい、俺の言った通りだろ、ほら、キス!」
「賭けするって言ってないし! 無効だから!」
「無効とかねーから、ほら。しゃーねーな、ここでいいよ、ここ」
そう言って、秋田君は目を閉じてあたしに頬を指差し寄せてきた。
くっ、不本意だけど、仕方ない。
ほっぺくらいなら……
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