瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~


「もう! いい加減にしないと先生にも言うからね」
「へぇ、じゃあ一緒に谷宿でサボったのもバレちゃうよー」
「ぐっ……脅すなんて最低」

力強い腕に抱きしめられて、顎をくいっと持ち上げられる。

女の子に嫌われたことなんてないんだろうな。

自信に満ちた、まっすぐな瞳で射るように見つめられて。

カラダも、心も、身動きができない。

「もっと素直に幸せ味わえよ。俺のキスはとろけるプリン公式だかんね」

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