瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~
「あたしの大切な人の命日だったの。……秋田君、この家知ってるの?」
「あー、うん。その、何だ。こんな時になんだけど、偶然とか運命って、やっぱあるんだな」
「どういうこと? 知り合いなの? まさか、秋田君も先輩の命日だからあそこにいたの!?」
歯切れの悪い返事をしながら先輩の家を見つめる秋田君。
やっぱり、先輩と知り合いなんだ、そう思った。
友達、なのかな。