瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~


ああ……
もしかしたら偽名使ってるかも。

ていうか、
そもそもプレート出してないかも……

それとも、
考えたくないけど、もう……

ううん!
やっぱり考えない!

あたしは最悪の想像を振り切るように、頭を左右に大きく揺らした。

京阪駅の到着時刻がお昼前だったのに、ナースステーションの時計はもう三時を回っていた。

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