瞳に太陽、胸に星 ~誤解から俺様アイドルに付きまとわれてます(困)~


時間だけがどんどん過ぎていく。

ああ、
あたし、なにもできない。

すぐそばにいるはずなのに、
いつもみたいにいきなり横から腕を掴んで、引き寄せてくれないの?

大声で呼んだら、出てきてくれる?

秋田君。
秋田君!
叫びたい衝動が、すぐ、そこまできていた。

もう、限界だった。

< 315 / 503 >

この作品をシェア

pagetop