もういいかい?
目の前で泣く彼女。

好きって言ったのに…………唯ちゃんが忘れられない??

それが苦しいの??

……………………………それって………

嫉妬じゃない??

悪いと思いながら、口がニヤケるのが止まらない。

2階で話した時

聞こえた足音は、彼女のものだったんだ。

近づくな!と言いながら………

意識してくれていたんだ。

ソッと立ち上がると…………後ろから抱きしめていた。
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