最後の時空管理人 トミー【link】


何とか占師を 説得する。 タイムトラベルの説明に もう 飽きれ顔


落胆する 圭人に渋々 引き受ける事にした 占師


「なんだか、よく分からない話しねぇ
一週間後に ここで占いを していれば その貴方が 来るのね。」


「はい! そうですが・・・
今、僕といっしょに来てくれたら タイムマシンで 一週間後に 行けるのだけど」



「ふふぅ それじゃぁ 面白くないわぁ
私は 占師だから 未来を 当てるのが 仕事ですから

タイムトラベルしたら 反則よねぇ」





「そうですか・・・
残念です。 じゃぁ、一週間後に お願いします。」



占師は 預かった 部屋のカギを 持っていた お守りに入れた。

圭人が 書いたメモを 封筒に入れ 大切そうに バックに 締まった。



なるほど そうやって渡すのか・・・

自分が 用意した カギや封筒を 渡さなくても 占師さんが 用意してくれる


自分一人で 生きてる訳じゃないんだ・・・


圭人は そう思った。



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