ぶっ飛び小話
「あの…リオン様が凄く頑張ってくれたのに、こんな事言うべきじゃな…ひゃっ?!」
ルナが何か言うのを無視して、ルナを腕の中に閉じ込める
「あ、あの?リオン様?」
「もう少し待ってて。国王としてちゃんと安定してきたら、時間は普通に出来るから」
ルナに心配かけてしまうなら
寂しい思いをさせてしまうなら
もう、無理は止めよう
「でも…とりあえず、今日の仕事はすぐに終わらせる」
「だから、無理はダメですって」
「無理、我慢できない。もう、スイッチ入った。今日、夜、寝かせないから」
「ぇ…?寝かせ…ない?…え?!待って!リオン様?!」
頬を染め、慌て出すルナ
でも、可愛い事を言って俺を煽ったのはルナだ
「いい?夜、寝ないで待っててね?」
ルナの耳元で囁くと、ルナから離れさっさと仕事に向かう
この後の予定を考えるだけでやる気が出る
さぁ、早く仕事を始末しよう
-END-