ぶっ飛び小話
「はぁぁ…」
そして、再び深いため息を漏らす
私の目線の先には写真
ただし、普通の写真じゃない
これは、お見合い写真
今日、実家から届けられた物だ
両親には、“ラルム様の件が片付くまで結婚など出来ない”っと言ってあった
しかし、そのラルム様の件は…数ヶ月前に決着がついたのだ
で、このお見合い写真である
「…うーん、これ…断れないかな?」
お見合い写真の男性
そこそこカッコイイ
上流階級のご子息
ぶっちゃけ、良物件
だから、両親的にはここで決めたいんだろうな…