ぶっ飛び小話
とりあえず、お見合い写真は忘れよう
そろそろ、ルナ様の起床時間だ
「アイル、おはよう」
「おはようございます。ラルム様」
陛下夫婦の部屋に向かう途中でラルム様に遭遇した
いつも通り挨拶したのに、ラルム様がじーっと私を見つめる
…何か気に触る事したかしら?
「アイル…元気ない?何かあった?」
「ぇ…いいえ、いつも通りです」
鋭いな…さすがラルム様
「そう…。ねぇ、アイル。お昼頃に時間作れない?この前、出張先で美味しいお菓子買ったんだ。一緒に食べない?」
「え、私…ですか?」
お菓子ならルナ様とかの方が…
っと思ったのが顔に出てたのか、ラルム様が続ける
「王妃様を誘ったら、陛下に殺される」
「あぁ、ですね」
リオン様はルナ様が大好きだ
女の私にも嫉妬するぐらいだもの…
ラルム様がルナ様誘ったら…うん、大変な事になる