ぶっ飛び小話

「私で良ければ…」


そう言うと、ラルム様は嬉しそうに笑う


「うん、アイルと食べたいと思ってたから嬉しい。お昼頃に僕の部屋来てくれる?」

「え?お部屋…ですか?」


ラルム様のお部屋?
いや、そりゃ、お世話してたし行き慣れているけど…一応、男の人の部屋だし…


「あぁ、ごめん。配慮不足だね。えっと、食べるのは庭園脇の中庭にしよう。そこで待ってる」

「は、はい!お願いします」


ラルム様に気を使わせてしまった
うぅ、申し訳ない…

お詫びに、紅茶セットを持参していこう

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