ぶっ飛び小話
今…ラルム様…何て?
「アイル…知らない男と結婚するなら…誰でもいいなら…僕と結婚して」
「な…何をっ…急にどうしたんです?」
ちょっと待って
思考回路が追いつかない
私、からかわれてる?
「年上で、顔整ってて、貴族…ってゆうか王族。お見合い相手と同じ条件だよ。だったら、僕と結婚して」
3回目の“僕と結婚して”
ラルム様…本気で…言ってるの?
「僕は…アイルが好きなんだ」
「へっ…?!」
待って、待って!!
ラルム様、待って!
「ずっと…アイルが好きなんだ!」
「っーーー?!!」
“結婚して”からの…“好き”
急激に体温が上昇していく
脈も異常に早い
「僕は、アイルが好きなんだ!誰でもいいなら、お見合いなんかしないで僕と結婚して欲しい」
だ、ダメだ…
顔が熱いっ…
クラクラする…
あぁ、ダメだ…
意識が飛ぶ…