ぶっ飛び小話

ただ、今日は体を動かせる状態ではない
薬が効いてきて眠気が来るまで待つしかない


「あー…だめだ…」


だめだ…
体が弱ってるせいなのか
心もだいぶ弱ってる

恐怖が眠気に勝ってしまう


「眠らないといけないのに…」


眠ろうと思えば思うほど寝れない
あぁ、どうしよう…


眠気がやって来ず、ベットで熱にうなされているとーーー


コンコンっ


誰かが来たようだ
まぁ、多分カロンだろう

返事をする元気もないので何も言わずにいると扉が開いた


「……ぇ?」


思わず声が出た


「あれ?ラルム様、起きてらしたんですね?」


部屋に来たのはアイルだった
< 45 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop