ぶっ飛び小話
ただ、今日は体を動かせる状態ではない
薬が効いてきて眠気が来るまで待つしかない
「あー…だめだ…」
だめだ…
体が弱ってるせいなのか
心もだいぶ弱ってる
恐怖が眠気に勝ってしまう
「眠らないといけないのに…」
眠ろうと思えば思うほど寝れない
あぁ、どうしよう…
眠気がやって来ず、ベットで熱にうなされているとーーー
コンコンっ
誰かが来たようだ
まぁ、多分カロンだろう
返事をする元気もないので何も言わずにいると扉が開いた
「……ぇ?」
思わず声が出た
「あれ?ラルム様、起きてらしたんですね?」
部屋に来たのはアイルだった