ぶっ飛び小話
「でも、とりあえず…現在ラルム様は風邪をひいているんです。寝ましょう」
寝れないってカミングアウトしてるのに
“寝ましょう”って言われても…
「お薬は飲んだんですよね?」
「あぁ、飲んだ」
「では、ラルム様。失礼します」
「失礼しますって…えっ?!ちょっ、アイル?!」
アイルは何を思ったか、僕が居るベットに入ってきた
「ちょっ、何してっ、アイル?!」
「添い寝ですよ。人の温もりって安心しますよ?」
慌てる僕をよそに、アイルは僕の頭を胸に抱える様に抱きしめてきた
「あ、アイル?これ、ちょっと、マズくない?」
目の前に胸があるんですが?
柔らかくて…いい匂いが…
「マズくないです。はい、ラルム様は目を閉じてください?」
動揺する僕に御構い無しのアイル
まぁ、でも…目を閉じよう
視野がアイルの胸で埋まってると変な気持ちになってしまうしね