ぶっ飛び小話

「ラルム様。私を選んでくださってありがとうございます。…今、とても幸せです」


アイルが本当に嬉しそうに笑う
僕と共に生きて行く事を喜んでくれている


「アイル…」


微笑むアイルの頬に手を添える

アイルに触れたい
アイルのピンクな唇に…


あと少しでアイルの唇に届きそうな時だった


「ラルム様…」

「んぐっ?!」


口を手で塞がれた
え?拒否?ちゅう拒否?!


「風邪がうつるからダメです」


真っ赤な顔のアイルが言う


「え?…でも、添い寝したし?」


感染るなら、もう感染ってるよ?


「キスなんて一番感染るのでダメです。…添い寝はラルム様が弱ってたので、うっかりです。後で、うがい、手洗いします」


僕の婚約者
しっかりしてます

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