ぶっ飛び小話

薔薇園に着くと、そこでは庭師のムウが薔薇の剪定していた


「おはようございます。ムウ」

「あっ、カロン様!おはようございます」


ハサミを置いて深くお辞儀をするムウ


「今日も見事な薔薇ですね」

「ありがとうございます。こちらの薔薇はとても香りが良いとルナ様のお気に入りなんです」


嬉しそうに笑うムウ
自分の育てた薔薇がルナ様に気に入られて嬉しいのだろう


「あの…ルナ様は、いつ頃戻られるのでしょうか?」

「え?」

「あ、いえっ!すみません!庭師の分際で寂しいとか…図々しいですね!忘れて下さい」


っと笑ってみせるムウだが、“寂しい”が隠しきれていない

庭師達からのルナ様支持は凄いな
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