ぶっ飛び小話
「カロン様はココへは何をしに?何かご用事があったのですか?」
ムウに問われ何も言えない
何も用はないからね
「いや、特に用は無いんです。午後まで仕事が無いので、なんとなく城内散策を警護をしながら」
「え?!仕事無いのに、自主的にお仕事ですか?!お休みするとか、自分の趣味に費やすとかしないのですか?」
物凄く驚いているムウ
そっか、普通は休んだり自分の時間を過ごすのか
「私なんて、仕事が休みの日は好き勝手やってますよ?自分の趣味に時間を費やします」
「…趣味…か」
私の趣味ってなんだろう?
剣術?…は、なんか違うような?
ぼーっと考えていると、ムウが首をかしげる
「えーっと…もしかして、カロン様、今、お暇だったりします?」
「え?まぁ、そうですね」
何か困った事でもあるのだろうか?
特にやる事は無いので、手伝いならいくらでも引き受けるが?