ぶっ飛び小話
「えっと…これは?」
どこからか小さなテーブルと椅子を運んで来て、私を座らせ数秒後…
テーブルの上に何やらカラフルな砂糖菓子の様な物を出してきた
「これ、私の趣味で作ったんです。…お花のお菓子です」
「花?」
よく見ると、このカラフルな色をしているのは花弁のようだが…
「花って…食べられるんですか?」
「これは食用のお花なんです。その花を砂糖で絡めて、固めた物です」
へぇ、本物の花のお菓子か
ルナ様が好きそうな感じだ
…あぁ、そっか
「ルナ様へのお菓子の試作品ってとこですか?」
「あはっ、バレてしまいましたか。でも、味は保証しますよ?美味しいです。なので、甘いのお嫌いでなければ是非!」
ムウがそう勧めるので、お菓子を摘み口に放る
口に含むと、砂糖がふわっと溶けて甘い
うん、美味しい