ぶっ飛び小話

「はっ!すみません、つい熱くなってしまいました。あ、それも不要なら突き返してもらって構いませんので…」

「いや、ありがたく受け取ります。これなら枯らす心配も無さそうです。ありがとうございます」


城内の植物が閉じ込められた瓶を眺める
見れば見る程綺麗だ

無造作に花が配置されてるように見えるが、全体を見るとちゃんとバランスがとれている

ムウはきっとセンスがいい


「ところで、ムウ…お仕事は大丈夫ですか?」


急に現れた私に構ってしまっていて大丈夫だったのだろうか?

今更ながら、ムウは仕事中だった
私のせいで仕事が押してしまったなら申し訳ない


「んー…大丈夫です。今日は、そんなにやる事もないのでお気になさらず」


一瞬考えてからのムウの“大丈夫です”
本当に大丈夫?



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