あかねとおかね
れいなは週に1回飲みに行くようになり、週に3回飲みに行くようになり、シャンパンを抜くようになった。

2ヶ月もかからなかった。

シャンパンを抜くと最低でも10万円はかかる。

18才のれいなの貯金などすぐに尽き、援助交際するようになるのも、たいして時間はかからなかった。

お見合いパブという今でいう出会いカフェと相席屋の間のような店で客を引き、人によっては本番もしているらしかった。

行為のあとに逃げられたり、性病をもらったり、れいなはどんどん病んでいった。

ようたくんのお店に行くのを止めると私には相談しなくなり、あとから話を聞くだけになっていた。
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