眠れぬ夜に
楽屋に戻って机を見ると携帯が光っていた。メールか、と思いながらソファに身体を投げ込んで携帯を開いた。メールはサトルからだった。そういえば昨夜はメールを交わしていなかった。
―遅れると思ったけど何とか間に合いました、凄いかっこよかったです。いつか一緒にライブやれたらいいな。外で待ってます。
あたしは携帯を放り投げてハコの外に出た。そこにはさっきステージから見下ろしたサトルの姿があった。
―あ、来てくれてありがとうございます
敬語なんか使わないくせにぎこちなく挨拶をした。
―いいえ。これ差し入れです。どうぞ。
渡されたものはクリスタルガイザーだった。ありがとう、それだけ言い受け取った。
―ちょっとそこの公園で話さない?
メールしていたとは言え初対面の人にあたしは一体何を言ってるんだ、後悔しながら返事を待つ。
―あ、はい。行きましょう。
二人は近くの公園へ歩いた。あたしは少し恥ずかしく、サトルの後ろを追うように歩いた。
―遅れると思ったけど何とか間に合いました、凄いかっこよかったです。いつか一緒にライブやれたらいいな。外で待ってます。
あたしは携帯を放り投げてハコの外に出た。そこにはさっきステージから見下ろしたサトルの姿があった。
―あ、来てくれてありがとうございます
敬語なんか使わないくせにぎこちなく挨拶をした。
―いいえ。これ差し入れです。どうぞ。
渡されたものはクリスタルガイザーだった。ありがとう、それだけ言い受け取った。
―ちょっとそこの公園で話さない?
メールしていたとは言え初対面の人にあたしは一体何を言ってるんだ、後悔しながら返事を待つ。
―あ、はい。行きましょう。
二人は近くの公園へ歩いた。あたしは少し恥ずかしく、サトルの後ろを追うように歩いた。