上司との結婚は致しかねます

「高宮課長は真面目な人だよ。
 私達も知ってる人だもの。
 それは間違いないよ。」

 真美ちゃんのフォローに頷きつつも、不安は拭い去れない。

「でも……それなら、なんの用事か言って欲しかったなぁ。
 なんだか、言えない雰囲気を感じて、、ううん。信じてないわけじゃないんだけどね。」

「ほら。余計なこと考えないの!
 楽しいことだけ考えておこう?
 ね、久しぶりの買い物だしさ。」

 2人に励まされて「そうだね。楽しもう!!」そう気持ちを切り替えて微笑んだ。

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