イケナイ関係は相思相愛
片岡さんの溜め息が瞬く間に冷たい空気となって
私の頭に降り注ぐ

「結衣ちゃん、幸せかどうかは自分が決める
俺の幸せは結衣ちゃんが隣で笑ってくれること」

「片岡さん、私は、、、」

「いいよ。言わなくても。」

私の幸せってなんだろう?

自分が感じる幸せは、、、

「車、乗ろうか。」
「うん、、、」

車に乗ると片岡さんはポケットからなにかを
取り出した

差し出された小さな丸い箱

「あの、これ?」
「クリスマスプレゼント。あ、そんなに高いわけ
じゃないから、重く受け止めないで。」


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