イケナイ関係は相思相愛
私は大きく深呼吸した

「片岡さん、少し時間を下さい。気持ちの整理を
してから真実を話します。」
「分かった。じゃあ、今日は帰ろうか」
「はい」

帰りの車は進藤さんのドジ話や、菅野さんの
お酒での失態とか、無関係な話をしてくれた

片岡さんなりに私を励ましてくれてるんだと思った

これがずっと沈黙だったら息苦しかったと思う
本当に片岡さんは素敵な人だ

ちゃんとしよう。

自分のためにも、一途に想ってくれる片岡さんの
ためにも、それから、、、
先生を想う奥さんのためにも。



< 147 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop