イケナイ関係は相思相愛
私は車からおりて、少し離れた場所に停めた先生の
車の方へ足を進めた

運転席から出てきた先生と目が合う

途端に今朝の激しいキスと切ない瞳が
フラッシュバックする

私はバッグを握る手にギュッと力を込めた

助手席のドアをスマートに開ける先生が少し
憎らしく思った

慣れてるんだろうな、、、って


車に乗っても無言のままで、、、気付かれないように
何も言わない先生の横顔を盗み見た


< 49 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop