イケナイ関係は相思相愛
ヒンヤリと背中に感じるシーツは上気した身体を
中和してくれる

下着だけになった私の両腕を絡めとり、
見下ろす先生の顔は爽やかな好青年じゃなくて、、、

欲望を身に纏った大人の男

ただ、じっと見られてるだけで身体の芯が疼いて
堪らなくなる


「結衣、俺のものになる?」

目を細めて妖艶に微笑む先生は、息を飲むほどに
美しくて、私は思わず本音が漏れた


「綺麗、、、」

私の声に眉をひそめた先生が呆れたように笑った




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