イケナイ関係は相思相愛
片岡さんの顔が右に傾いて、距離を縮めたとき、、、

ーガチャー

ドアが開いて、話し声と共に助け船がやって来た

片岡さんは項垂れてため息を溢すと、残念、、、
そう私の耳に囁いて離れた

「おはようございます」
「おー、おはよう」
「おはよう、片岡、急ぎのファックス流したか?」
「あぁ、流したよ」

私はそのまま薬剤庫の前から動けず、ドクドクと
早まる鼓動を深呼吸で整えた





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