犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら



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「ねぇ。それってどーゆう関係?」

「さぁ。どーゆう関係でしょうか。」

「こじらせたね〜。」

「いかにも。」




美和と2人。今日はうちで宅飲みをしながら大反省会。


いつも、もの一つない丸いセンターテーブルには、おつまみやら缶ビール、缶チューハイが無造作に置かれている。




「ねぇねぇ。浅香くんの気持ちは前の時点では理解出来たの。
転勤が決まったから、恋人として縛り付けるのはよくないって。ね?


だけど、今の関係も微妙じゃない?
確かに、恋人としては縛ってないよ?でも、恋人になれないからって、キスばっかりするっていうのもどーなの?」



「さぁ...。」



「そんな、結菜に対して我慢できないくらい好きならさ、付き合っちゃえばいいのにね?

それだけ好きなら遠距離恋愛でもやっていけそうだけど?」



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