さよならのキスと最後の涙
幸せはいつも泡沫
先輩に必死にアプローチをし、俺と先輩は夏休み明けから付き合い始め、今に至る。
先輩は幸せそうに俺の隣で笑ってくれる。それが嬉しくて、告白をしてよかったと思う。
吹奏楽部の練習が休みの時は、二人でデートに行く。映画を観たり、買い物をしたり、カラオケに行ったり、先輩とのデートは楽しい。
先輩からよく言われるのは、俺がキス魔だということ。たしかに、俺と先輩は付き合い始めた頃から毎日のようにキスをしている。
「先輩は、高校卒業したら進路どうするんですか?」
俺がそう訊ねると、先輩は頭を抱えた。
「進路の先生みたいことは言わないで〜。私は…ピアニストになりたいなって思ってるけど…」
「素敵な夢ですね」
「ありがとう」
その表情が愛しくて、俺は先輩の頰にキスをする。
「コラ!ここは学校よ!」
そう言う先輩の手を取り、手にも口づけた。
「…もう!」
そう言って笑い合っていると、他の部員たちがぞろぞろと音楽室に入ってきた。先輩を独り占めする時間はもう終わりだ。
先輩は幸せそうに俺の隣で笑ってくれる。それが嬉しくて、告白をしてよかったと思う。
吹奏楽部の練習が休みの時は、二人でデートに行く。映画を観たり、買い物をしたり、カラオケに行ったり、先輩とのデートは楽しい。
先輩からよく言われるのは、俺がキス魔だということ。たしかに、俺と先輩は付き合い始めた頃から毎日のようにキスをしている。
「先輩は、高校卒業したら進路どうするんですか?」
俺がそう訊ねると、先輩は頭を抱えた。
「進路の先生みたいことは言わないで〜。私は…ピアニストになりたいなって思ってるけど…」
「素敵な夢ですね」
「ありがとう」
その表情が愛しくて、俺は先輩の頰にキスをする。
「コラ!ここは学校よ!」
そう言う先輩の手を取り、手にも口づけた。
「…もう!」
そう言って笑い合っていると、他の部員たちがぞろぞろと音楽室に入ってきた。先輩を独り占めする時間はもう終わりだ。