私とあいつ 俺とお前
他に男子がいないか探していると、
集団から外れている男子が1人いた。

やっぱり、ああいう人が出ちゃうじゃん。

あ、そっか。あの人ならいいかも。

変な男子じゃなさそうだし、1人じゃなくなるよね。
確か、あの人の名前って

「「伊丹 康太(いたみこうた)」」

え、なに。
まさか龍も同じこと考えてた?!
ハハハ、まさかね。

「俺、伊丹がいいと思う。」

まさかかい。
でも、龍も賛成してくれてるってことだからもう、決定だね。

まだ、本人に聞いてないけど。

「俺、聞いてくる。」

と、龍は伊丹君のところに行った。

よし、これで伊丹君がOKしてくれたら、私達は決定なんだけどね。

私と凛が会話をしながら待っていると、しばらくして龍が伊丹君を連れて戻ってきた。

「伊丹も大丈夫だってよ。」

よかったーー。
すごい感謝するよ伊丹君!!
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