私とあいつ 俺とお前
「あの、僕みたいなやつがこんな美男美女のグループに入ってほんとにいいんですか。」

と、伊丹君は俯き加減で言う。

いやいや、伊丹君が1番いい。
うん、ここまで来たら伊丹君じゃないとダメだよ。

「お前今更、抜けるとか言うなよ。それに他に入るグループないだろ。」

いや、それは失礼すぎるよ龍くんやい。

と、思ったけど。
あれ?意外に話せてる?
てか、めっちゃ仲良くない?

伊丹君ってこんな風に笑うんだね。
前髪が長すぎて見えないけど、鼻とか高いし普通にいい顔してるよね。
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