何度だって。

安心し 部屋を出て おばさんと少し話をした

「今日は遅いから 陽斗くん は もう帰りなさい」

いつものような明るい笑顔でおばさんが言った

「分かりました。」

本当は今すぐ光に会いたいけど

今日は大人しく帰ることにして

明日 は 日曜日だし また朝早く お見舞いに 来よう。

帰り道 考えた。

もし 今日 もっと状態がひどくて

光がいなくなってたら。

そう思うと とても怖い。

やっぱり 俺は 光 しかいない

照れくさくて 本人には 言えねぇけどな。

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