実話、私は風俗女性記者でした!
しかたがないので、
私たちは、くっさーい演技をして
ヒゲさんの所に駆けよることに。

「ヒゲさーん、衣装あった?」
さすがに、女の子の私もいたから
警備員さんは安心したみたいで。

身分証を見せたら
あっという間に帰って行ったよ。

よくよくヒゲさんに話を聞いたら
鍵をしめる時に、
セキュリティーカード通す順番間違えたみたい。

すぐに、警備員さんが飛んできて。

ヒゲで中年で、しかも徹夜明けのボロボロ
しかも、手には女子高生の制服を持っていたから
不審者だと思われたみたい。

私たちが行かなかったら
どうなると思っていたのか、
今、思い返しても笑える。

むふふっ。
(ヒゲさん的には笑えないよね)
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