実話、私は風俗女性記者でした!

4:売春婦と間違えられて

これまた、名古屋へ出張した時のお話。


こういう特殊な業界の取材って、飲食店とか以上にお客さんを超優先させるから、お店の方針によっては「開店前に来て」とか「開店後じゃなきゃ取材拒否」とかワガママが多い。

出張先の名古屋でもそれは変わらず、寝不足の日々が続いていた。

たいがいカメラマンと2人で行動するので、待ち時間などは苦にならなかったけれど、時々時間の都合で待ち合わせをすることがある。

寝不足の眠い目をこすりながら、待ち合わせしたのは名古屋駅の裏。

名古屋駅、通称「名駅」の裏は、前に書いたように大きな風俗店街になっているの。

昼間は、アジアの食材やアングラなお店など探検しているだけでも面白い地域。

それが、夜になると妖しげなネオンが光る風俗店街の顔になるんだよ。




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