だれか私を愛してください
いよいよ学校はじまる
いよいよ学校が始まった。
やっぱり私はぼっちだった。
同じ学校だった人とグループを作っていたり男子に絡みにいく人もいた。
完全に出遅れてしまった、
一人であってもどうせ一人の時間なんて休み時間だけ、
自己紹介の時間で仲良くなれる。

がらがら。

身長のひくい女性がはいってきた。
「み、みなさん!席についてください!!ほ、ホームルームはじめます」

ひ弱そうな声で話し出した。

「あ、皆様の担任の小森まいです、よろしくお願いします。今日は始業式なんですがそれまで時間があるので自己紹介しましょう!じゃ一番のこからお願いします」

少しおっとりした声で話し出した。20代の女性、細身でフレアスカートがか弱さを増させる、

たんたんと自己紹介が進んでいく

8番須磨寺りせ、名字が特殊だねとよくいわれます

15番田辺りよあだ名はたなりよ気軽に絡んでー!

「じゃ次ら19番お願いします」

「あ!はい!19番日向はなです。春っぽい名前だねと言われます、あ、お願いします。」

いきなりいわれて焦ってちゃんと話せなかった。

結局誰とも話せず終わった。

そのままスーパーによって家に帰った。
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