病み魔女の初恋?はすっごく心配なのです!

病み魔女はクラスメートとお話

入学式

「えー今日は待ちに待った入学式です。」
待ってないよ…待つのは私数時間だけ…
いや、ツッコんでも仕方がないかぁ…

「良く校長先生の話を良く聞きましょう。」
副校長だったのかよ。

「えーみなさん。おはようございます。」


「「「おはようございます」」」

「はぁあぁ…話長くなりそう。」

*

「うぉうぇ…死ぬとこだった…トマケチャしよ…」
トマケチャ…トマケチャ…

「そうだねー…トマケチャ?…カッターじゃないの?」
…!?いやいや。グロいの嫌いなもんで…

「…あなたは?」

「病み魔女よ。ようやくなれたわ。」
“ようやく”?ようやくって…
そんなに入学するの難しいの?

「え、なんかやらなきゃいけないの?」

「そうよ。試験とか、教材も全部買わなきゃいけないの。選ばれし者は貰えるけど…」
選ばれし者!?…私?
えー!?!?!?

「…え、選ばれし者…なんでだろ…」

「も、もしかして、あなたが選ばれし者!?」
納得…驚かれる理由、納得…
はい…私を選んだのは間違いでーす!
誰か私の代わりに入学してくださーい!

「そ、そうらしいけど…」

「えー!?マジかぁ!才能ありそうだなぁ!
ユズカが選ぶんだもん!」
ユズカ?ってあのユズカさん…

「ユズカ…って。」

「病み病み魔法所のお姉さん。もうその歳じゃないと思うけど。」
あぁ。あのユズカさんか。

「あぁ。ユズカさんのことか。」
ユズカさんって専門家とかかな?
ちょっと気になるなぁ。
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