病み魔女の初恋?はすっごく心配なのです!

雪音ちゃん、いや。雪音君に…?

普通に人気がない廊下だった。
「亜、亜理桜ちゃん。驚くかもだけど、
冷静になって、落ち着いて聞いてね?
叫んだりしたりしたら、秘密はバレちゃうから。」
え、そんな話?

「うんうん。何?」
ゴクリ…

「実はね…私。いや、僕。男だったんだ。」
え?え?

「えぇー…!?」

「ちょ!亜理桜ちゃんっ!亜理桜!」
え!?呼び捨て!?それどころじゃないか!

「や、やめッ!口を塞が…んーッ!」

「口はずしたら絶対言わないでね!?」

「も、もちろんでふ(です)…」
決まってる!

「じゃ。」

「ぷはー…はぁ…はぁ…」
窒息するところだった…

「…だ、大丈夫か!?」

「もー!自分がやったんでしょ!あぁ、そういえば、なんで自分がおと…んー!」

「だから!言うなって!」
あぁ…そうでした…

「はぁ…はぁ…わ、わかってるって…」

「で、なぜ知らせたらいけないかと言うと、
魔女ってさ、女でしょ?」

「え、あ…あー!?」
そっかそっか!

「そ、そういうこと。わかった?」
うんうん!

「あ、うん!そっかぁ。色々大変なんだね。
でもそんなにおと…んー!やめ…」
このくだり、私が覚えない限り、永遠に…?
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