雷王に愛された花
なんだか色気も出しちゃって、目があうだけで恥ずかしくなっちゃうわ。

「マーサ、クリスさんが目を覚ましたわ。何か消化のいい食べ物を作ってほしいの。私も手伝うから。」

「だったら、ミレイ様が作ってみませんか?」

「え?私はできないわよ、、、!お手伝いしかしたことないもの。」

「ミレイ様が作ったと知ったら喜ぶかもしれないですよ?」

「そんなことないわよ。それになんで私が作ってあげないといけないの。」

「まぁまぁ。作ってみましょうよ。」

「うーん、そうね。やってみたかったし。いい機会だわ。」

「じゃあ、リゾットと野菜たっぷりのスープ、薬草のシャーベットなんかでどうでしょう。」

「いいわね。栄養も摂れるし。食べやすそうね。」

「じゃあ、まずお米を炊くところから。」

「はい、師匠!」

「ふふ。なんだかんだ言って気合いが入ってますねぇ」

「やだマーサったら。からかわないで。」

「いいえ。ミレイ様とても楽しそうですよ。」

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