雷王に愛された花
数日後、、、

「ミレイ様、お城から使者が。王妃様がお呼びだそうですよ。」

「私をわざわざ呼ぶなんて。何かあったのかしら。」

「分かりませんが、支度をしましょう。こちらに。」

「ユリン殿、何かあったのか?」

「クリス様、、、ミレイ様をお送りした後に詳しく説明致しますわ。少しお時間頂いてもよろしいでしょうか。」

「もちろん、構わない。ミレイ、そんなに辛そうな顔をするな。幸せが逃げるぞ。」

「えぇ。そうよね。行ってくるわ。ユリン、手伝ってちょうだい。ドレスは、、、ラベンダー色のあれでいいかしら。」

「そうですね、、、季節的にはベルベットの方がよろしいかと。」

「そうね。そうしましょう。」

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