雷王に愛された花
今持っているのはかすり傷用の軟膏だけだけど、、、
何も塗らないより、きっとましよね
初対面の人の服を剥ぐのは申し訳ないけどしょうがないと思わないとね。でも、、、とてもいい生地だわ、、、
もしかしたら隣の国の身分の高い方かしら、、、?
あぁ、やっぱりひどいわね。でも化膿はしてないし、砂が付いているだけですんでる。この寒さも止血の役に立ってくれるわ。
他の箇所は擦り傷ぐらいだから戻ってからでいいでしょう。
顔の泥は簡単に落ちたわ。よかった。
あら、意外と歳が近いかもしれないわね。もっと年上かと思ったけれど。
それにすごく整った顔ね、、、目を閉じていてもキレイなのが分かるくらい。
こんなにじっと見ていちゃダメよね。後は額だけかしら
「っ!!誰だ!?」
「わ、私はここに薬草を取りに来たもので、ここに倒れているあなたを見つけたので助けようと思って、、、」
「その服装、、、平民ではないだろう?名を名乗れ!」
「私はミレイ・クリルレイ・ヘレナ。この国の第1王女です。」
「王女!?そうか、、、疑ってすまなかった。
俺は、、、クリスだ。」
「クリスさん、階級をお持ちで?とてもいいお洋服なので気になってしまって。」
何も塗らないより、きっとましよね
初対面の人の服を剥ぐのは申し訳ないけどしょうがないと思わないとね。でも、、、とてもいい生地だわ、、、
もしかしたら隣の国の身分の高い方かしら、、、?
あぁ、やっぱりひどいわね。でも化膿はしてないし、砂が付いているだけですんでる。この寒さも止血の役に立ってくれるわ。
他の箇所は擦り傷ぐらいだから戻ってからでいいでしょう。
顔の泥は簡単に落ちたわ。よかった。
あら、意外と歳が近いかもしれないわね。もっと年上かと思ったけれど。
それにすごく整った顔ね、、、目を閉じていてもキレイなのが分かるくらい。
こんなにじっと見ていちゃダメよね。後は額だけかしら
「っ!!誰だ!?」
「わ、私はここに薬草を取りに来たもので、ここに倒れているあなたを見つけたので助けようと思って、、、」
「その服装、、、平民ではないだろう?名を名乗れ!」
「私はミレイ・クリルレイ・ヘレナ。この国の第1王女です。」
「王女!?そうか、、、疑ってすまなかった。
俺は、、、クリスだ。」
「クリスさん、階級をお持ちで?とてもいいお洋服なので気になってしまって。」