オトコは受け付けません!!
なんだっけ……
「あんた昼んときの……さっきの仕返し?これ」
オトコはそう言いながらばらまかれたノートやプリントを拾ってあたしに突き出す。
突き出されたと同時にそのオトコの香水の匂いが漂ってきた。
ほんのり甘い匂い……いい匂い……
って、!!!こいつはオトコ!オ!ト!コ!
「えっ、、いや!!!違っ!!…くて…」
少し離れてそのオトコのことを見ると、
真顔であたしを見ていた。
てか待っ、、近いし身長たか!!!
「…すっ、すっ、すいませんした!!!!」
90度のお礼と、その言葉で
あたしはその場から逃げ出した。
ああ、、もう、、今すぐ女子棟に帰りたいよ
あたしはひたすら一階まで走り続けた。