オトコは受け付けません!!




「っ……ひっ!!」



その場を離れそうとしたその時


突然後ろから手が出てきてあたしの首に巻き付けられた

「うわっ、、!!へ!!ちょっ!!」



「また逃げようとすんだ、イヤな女だねぇ」

あたしの上から長瀬 涼は妬ましく言う



「へ~、この子が涼に頭突きした子?(笑)」


間宮くんと言うオトコがあたしを前からまじまじと見つめる


「あの~……間宮くん…♡」


後ろに座っていた愛季が間宮くんに話しかけた


「ん??」



「ご、ごめんねっ、長瀬くんに頭突きしちゃって…!!この子、あたしの友達なの…!」



愛季……完全にあたしを利用してる……



「おお、そうなの!俺は全然大丈夫、むしろ涼が頭突きされたことにマジ笑ったから!
アンタ、ナイスだね(笑)」


間宮くんがあたしにグーサインをした


「えっ」


「おい何言ってんだよオレは被害者」



はぁ?何言ってんのこの人…


っていうか……なんであたしコイツに後ろからこんな状態になってんのっ!!!


「離せー!!!!」



「ってめっ!」


あたしは無理やり長瀬 涼の腕の中から
離れ、愛季の後ろに隠れた




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