オトコは受け付けません!!




「愛季ちゃんさ、ちょっとそいつ借りてい?」


突然、長瀬 涼はそう言ってあたしに指を指す


「えっ?」



「あぁ!ぜんっぜん大丈夫!あげる!♡」


愛季は後ろにいたあたしの背中を押して
前に押し出す。


あたしは押されるがまま、前に飛び出る。


「はっ!?いや、ちょっと愛季っ、」



「はい、没収~」


ガシッと長瀬 涼に腕を掴まれ、そのまま
強引に歩き出した。


「依稚ちゃん頑張ってな~(笑)」


間宮くんはゲラゲラ笑いながら手をヒラヒラさせていて。


「えっ!ちょっと!!!やだ!!
ねぇ~!愛季~!!!!たすけて(涙)」


叫んでみたけど愛季は目の前の間宮くんに
夢中で全然こっちを見ていない


愛季……ぅうっ、、(涙)


あたし殺される……




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